一番気に入ったことば「物は試しなら、どっちに行ったっていいじゃないか。」
短編連作で、風刺のきいたライトノベル。各話毎に違う国の違うルールや価値観がある。
アニメを見て、面白かったので本の方も読んでみました。
アニメは一話ごとにまとまっていたけど、原作の方は世界観を探っているようなまとまりのなさを感じた。1巻だからかな?
ファンタジーな感じと童話のような気楽さがよい。ちょっと考えさせられる内容だし。
「大人の国」がよかったです。
僕の周りに沢山いる、常識を疑わない思考停止した大人も、どこかで大人になるための手術をされたのかもしれない。
キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))
- 作者: 時雨沢恵一,黒星紅白
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2000/07
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 206回
- この商品を含むブログ (242件) を見る