[120冊目]ニコラス・ハンフリー『赤を見る 感覚の進化と意識の存在理由』☆☆☆☆☆

一番気に入ったことば「赤すること」



この本は心理学者である著者が、意識について心理科学の視点と哲学的視点を駆使して、現在知られている研究から読者の思考を刺激してくれる傑著です。


私たちは今目の前にあるものをそのまま見ているわけではない。時に目の前にあるものも見えてない(感じていない)し、逆に目の前にある以上のものが見えたりすします。


錯覚や盲視は私たちが何をどのように見るのかについて知るための可能性があります。


ちなみにここから意識についての本が数冊続きます。哲学のレポートのネタとしたためです。


意識の本を数冊読んでみて認知心理学、とりわけ知覚についての興味がさらに増しました。


赤を見る―感覚の進化と意識の存在理由

赤を見る―感覚の進化と意識の存在理由