[112冊目]永井均『子どものための哲学対話』☆☆☆☆☆

一番気に入ったことば「学問は、本来、勉強なんかじゃないさ。この世でいちばん楽しい遊びなんだよ。」


この本は手放しにオススメします。


子どもの頃の単純な知的好奇心を呼び起こすことができる。(かもしれない)


今は文庫版も出ていてお求めやすくなっております。(400円、安い!)


子どもの頃は皆好奇心旺盛で、いろんなものが不思議だったはずです。


しかし年齢を重ねるに連れて、大人から知識を詰め込むことや、現実に役に立つこと、幸せに生きるためには考えないようにすることをたくさんたくさん押し付けられる。生きることの魅力は、生きるための方法でしかなくなり、自分の行為を手段としかみなせなくなっていってしまう。


「知らない方が幸せ」ってことば、僕は嫌いだ。既製品の幸せを求めるなら大人の言うことには従うのが得策だろうけど。


自分だけの幸せは自分のなかの疑問に自分で立ち向かうことにある。


それは他人とは決して分かち合えないもの。


子どものための哲学対話

子どものための哲学対話