(ここから4月読了分)[104冊目]姜尚中『悩む力』☆☆☆☆

一番気に入った言葉「「私」とか「自我」といったものについてあまり詮索したがらない人」


この本はエッセイのような本なのでとても読みやすい。


読んでいて共感できる部分もあるし、間違っていると思う部分もあった。


悩むという言葉はマイナスな印象のある言葉で、僕自身は内省するとか思考するという言葉の方が適切だと思う。


人によっては悩みに潰されてしまう場合もあるだろうし、気分が滅入ってしまうこともある。


悩む、思考することを長時間続けるということはマラソンのようなものだ。(タイヘンツライ)


僕はマラソンを無意味でつまらないものだと思っているけど、マラソン好きな人は走っているときには苦しいが、ゴールしたときには達成感があると言う。また、単純に走ること、つまり体を動かすことが気持ちいいという人もいる。


思考を長時間続けることも苦しい。解決や閃きがあると快感である。僕の場合は適度な思考をしているときにはドーパミンが出たりしている。


思考するにも体力(精神力か?)が必要なわけで、思考する体力がない人が大きな悩みに対峙する場合鬱になってしまうこともある。


日ごろ鍛えていて、思考することが好きな人はランナーズハイのような状態も感じられるだろう。


自分自身は人間の価値は思考することにあると思っているのだが、最近はあまり思考せずに生きることにも価値があるのではと思うようになった。


悩まなくてよい人生は気楽だし、悩みの少ない人生は幸せだろうと。


悩むことを楽しむためには悩んでる自分を客観的にみることと、心のどこかに楽観的な余裕がなければいけない。


非生産的なことを考える時間があるってのは結構贅沢なことだしね。


大学は贅沢なところです。ありがたやー(^ω^)


悩む力 (集英社新書 444C)

悩む力 (集英社新書 444C)