一番気に入ったことば「ミソジニー」
ミソジニーとは、男女の性に優劣をつけることであり、女性を劣位に置き、蔑視、嫌悪の視線でとらえること。
これは男性から女性に向けられるものだけでなく、女性自身も男性からの視線を意識し、自らの女性性を嫌悪することも含む。
この本自体は問題提起と考察を論理的に進めるものではなく、著者のエッセイに近いような印象だ。
ジェンダーが社会的に作られた性ならば、草食系男子や肉食系女子はマスコミに作られた性でしょう。
以前よりも男女ともに傷つくことを恐れ、恋愛に積極的になれない若者が多くなっていると僕は考えている。
リスク忌避社会。いかに失敗しないように行動するかに重点が置かれているのだ。
- 作者: 信田さよ子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/17
- メディア: 新書
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