一番気に入ったことば「言葉を封じる道徳教育」
この本は痛快だ!
哲学者であり変人(すみません)である著者の真面目議論(独り言?)が面白くてしょうがない。
あまりに皮肉屋に徹しているので、読んでいて反論したくてしょうがなくなるのが難点か。
もちろんここに書かれていることはすべて正しいわけではないし、いつもそう思うべきなのだ。
哲学は思考することにあり、常識や当たり前と思われていることを疑うことでもある。
きちんと哲学させてくれる本である。
- 作者: 中島義道
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/08
- メディア: 単行本
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