[59冊目]カミュ「異邦人」☆☆☆☆

一番気に入ったことば「健康な人は誰でも、多少とも、愛する者の死を期待するものだ」


カミュを語るとき、必ず「不条理」という言葉が表れてくる。


不条理を読み解こうとするのは愚かだ。




自分に正直に生きようとすると世の中は生きにくい。


周りの大人は自分に向き合うことをやめ、「普通の人」を演技することに長けていく者ばかりな気がする。




読んでいると、曇りの日の陰鬱とした気分になるが、心は妙に落ち着いていて、思考は冷静になっていく。


悪くない。


異邦人 (新潮文庫)

異邦人 (新潮文庫)