[57冊目]中川淳一郎『ウェブはバカと暇人のもの 現場からのネット敗北宣言』☆☆☆☆

一番気に入ったことば「集合愚」


知的階級の人々が語るウェブ論は、なるほど知的な議論がなされていると思わせるものの、
どうも世間離れしていて、遠いところの話のように感じてしまう。


この本はネットの現状がどのようなものか書かれていて、一つ一つの事例が面白い。


ネットを利用する人の多くは書き込みより閲覧に時間を費やす。


そして面白い話題や動画を見つけては仲間内で話題を共有する。


テレビで同じドラマやバラエティーについて話題を共有するのと同じようにも思えるが、
見たいものがいつでも見られるところがネットの優位性である。


他国のネット事情は知らないが、日本人がよくやる「旅の恥はかき捨て」がネット上でも起こっている。
と思った。


ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)

ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)