[49冊目]國分康孝『カウンセリング心理学入門』☆☆☆☆☆

一番気に入ったことば「カウンセリング心理学とは、職場、学校、家庭(親子、夫婦)においていかによりよい人間関係を築くか、いかに快適な社会生活を営むか、それをサポートするための学問であるということができる」


この本と同時期にコミュニティ心理学の本も目を通した。


どちらも臨床心理学の派生として実践で役に立つ学問を目指しているものだと思ったが。応用社会心理学としても捉えられる。


実践的で現実の社会で役に立つ心理学として Professional Psychology と、大学で知識の生産としての学問である Academic Psychology がある。


著者は「訳に立つ知識こそ真の知識である」とプラグマティズムに依った主張をしている。


自分もどちらかというと役に立つ学問を大学で学びたいと思っていたのだが。


最近ある心理学の教授の言葉にはっとさせられた。


一見役に立たないと思う学問研究も、他の分野、または将来有効に働くことがあるから基礎科学というものも疎かにしてはならないと。


これから心理学をやっていくなかでも、主軸は置きつつ、できるだけ様々な心理学を学び、哲学や文学、生理学や数学といった関連学問も幅広く学んでいきたい。





私は、私だけでなく私自身とその周囲の人々で形成されている。


カウンセリング心理学入門 (PHP新書)

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