[47冊目]梨木香歩『西の魔女が死んだ』☆☆☆☆☆

一番気に入ったことば「いちばん大切なのは、意志の力」



人の歴史は自然との闘いの歴史という人もいる。


人は常に自然を支配し利用することを考えてきた。


本来自然物である人は、自然と人を分離し、人工物で構成された社会に埋没して歪んでいくようにも思う。




自分はおばあちゃんこで、優しさや愚直であることの良さ、みたいなものをおばあちゃんに教えられた。


賢しい子どもだった僕は、当時物事を損得で考えていて、心配や義理ばかりのおばあちゃんを頭が悪いと見下していた。
しかし大人になるにつれて損得以外の、社会的なものの見方を身につけていくことになる。


子どもの頃に理解できなかった疑問が大人になって理解できるようにようになることもある。





この本では、心地よいものや、やさしいものがどこにあるのか、西の魔女が教えてくれる。


西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)