一番気に入ったことば「グノーシスへの希求」
戦後日本における「自由」への願望の変遷をその時代のサブカルチャーから読み解いている。
「あしたのジョー」「尾崎豊」「エヴァンゲリオン」などにはまった人は楽しく読めると思う。
僕もエヴァは大好きです(>▽<)シンジ君に自分を重ねてしまう僕がいる。
自由であることの理想は、時代、国、個人の生活環境により異なり、抑圧から自由への希求が高まる。
自由を考えるには不自由とは何かを考えなきゃと思うがどうか。
この本は大学の演習で使われたもので、演習中自由と不自由についての質問があったが
ほとんどの人が不自由を感じないと発言していたのが意外だった。
僕は日ごろ不自由感じまくりです。
そしていつも自由を求め心の中に旅をする。現実逃避とも言う。
自由に生きるとはどういうことか―戦後日本社会編 (ちくま新書)
- 作者: 橋本努
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/11
- メディア: 新書
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